投稿論文の種類は、以下の通りとします。すべての投稿区分において査読を行います。
・学術研究論文:学術的な新規性に主たる関心を示すもの
研究対象となる事象や取り組み等を、学問的背景や知見に基づき学術的に解明するものであり、学術的に新たな知見を明示する論考を含み、一般的、普遍的な理解や論理構成を有するものです。論旨が一貫し、学術的成果として一定の結論を得る段階に至っていることが望ましいです。
・実務研究論文:現実的・実践的な手法や解決策等に主たる関心を示すもの
研究対象となる事象や取り組み等を現実的・実践的に実行し、達成し、又は解決を図る手法や方策等を主に実務的視点から記述するものです。
事象や取り組み等の記述に加え、同様の事象や取り組み等を再現・実施すために必要な、十分な説明・記述がなされていることが望ましいです。
*「実務研究論文」の書き方について詳しくは、こちらを参照してください。
・学術研究ノート:学術研究の萌芽段階・途中段階にあって重要な知見を扱うもの
学術研究の萌芽段階や研究の途中段階における研究成果が対象で、将来的に学術研究論文への発展が期待されるものです。学術研究論文とするには時間がかかる場合や、萌芽段階での顕著な知見が得られ、早期の公表が望ましいと判断する場合等は、本区分に投稿されることを薦めます。
・事例報告:新規性が高く速報する価値のある事象や取り組み等を詳述し紹介するもの
研究対象となる事象や取り組み等について、詳細に説明・記述したものであり、事象や取り組み等の記録・紹介・応用等を目的としたものです。実務研究論文に求められる詳しい分析、考察は必要なく、事例の詳述度合いや新規性、また速報性を重視します。
※その他(寄稿論文、寄稿報告等)
学会から依頼した論文や報告など掲載することがあります。なお、寄稿論文は、未公刊のものに限ります。